【映画紹介】ズーランダー ※ネタばれ
「ズーランダー」
・制作:アメリカ、2001年
・日本公開:2002年
・監督:ベン・スティラー
・ジャンル:バカ/アホ
※ネタばれ
※記憶で書いているため詳細誤りあり
場面はニュース映像から。どうやら米国で販売している衣服を、マレーシアなどの発展途上国にて不当な低賃金で製作していることが問題になっているようだ。
そして、暗い部屋で一人の男が複数人に詰問されている。
「マレーシアの賃金問題で騒いでいるやつらを黙らせないとお前のデザイナーとしての人生は終わりだ」
「一番先頭で指揮を執っているマレーシア首相をお前が殺せ。頭が空っぽのバカなモデルにでも暗殺させればいいだろう」
詰問されている男は叫んだ。
「いわれて暗殺するバカなモデルがどこにいるっていうのよ!!」
次に、一人の男がメイクルームで女性インタビュアーから質問を受けていた。
「デレク、あなたがモデルになろうと思ったきっかけは?」
「子供のころにスプーンにうつった自分の顔を見てね、そして思ったんだ。うわぁ、ボクの顔、超イケてる!ってね。それでプロになったんだ。」
「そう・・。それで、あなたのストロングポイントは?」
「まあ、ブルースティールが一番有名だけど、あとは、ル・ティグルとかかな?まあこれはソフトな感じで、靴とかのモデルの時に使うんだけど。」
モデルオブサイヤーを決定する式典のレッドカーペットでは、数々の著名人が、TVのインタビューでデレク・ズーランダー(ベン・スティラー)をほめたたえる。「彼は最高のモデルだ。」「彼の"ブルースティール"は完璧だ。」
メイクを終え、会場に到着したデレク。
「今年受賞すれば4年連続のモデルオブザイヤーですが、自信のほどは?」
「受賞できるって信じてるよ。自分は進歩し続けている。ブルースティールだけじゃなくて、"マグナム"にもとりかかっているんだ。今言えるのはここまでさ。」
しかし、今年はデレクのライバルがいた。ハンセル(オーウェン・ウィルソン)だ。
彼は飾らないスタイルで今一番勢いに乗っているモデルだ。ちなみにキックボードで移動している。
いざモデルオブザイヤ―の発表のとき。
読み上げられたのは、ハンセルの名前だった。
しかしデレクは3年連続受賞しているという圧倒的自信から、今年も自分が受賞したと勘違いしステージにのぼり受賞スピーチまで始めてしまう。会場はざわめくが、彼は気づかない。
「いやぁ驚いた、でも4年連続受賞できたのも皆のおかげだ。」
ここでプレゼンターに誤りを指摘され、驚くとともに悲しみステージを後にするデレク。
冒頭で詰問されていた男、トップデザイナーのムガトゥ(ウィル・フィレル)は気づいた。
「ここにちょうどいいバカがいるじゃない。」
デレクは失意のまま帰宅する。自宅の玄関に飾ってある身長ほどの大きなスプーンで自分の顔を見つめるが、そこにかつての輝きはない。
モデル仲間のルームメイトが用意してくれていた垂れ幕も「4年連続受賞おめでとう」の数字が消され、「3年連続受賞」に書き換えられていた。彼らは先に寝たようだ。デレクもそのままベッドに倒れこんだ。
翌朝、ルームメイトたちはデレクを元気づけようとするも、なかなか元気が出ないデレク。
「モデルはもっと人のためになることをすべきなんだ。勉強を教えるとか。」
敗戦を機に、モデルへの考え方が変わったらしい。
そこで仲間たちは提案する。
「君にいま最も必要なものを教えてあげようか?オレンジ・モカ・フラペチーノだ!!」
BGMにはWham!のWake Me Up Before You Go-Go が流れる。
オープンカーに乗りオレンジモカフラペチーノを飲みながらノリノリでドライブするデレク達。
給油するためにガソリンスタンドに寄ると、洗車用の水入りバケツを使って水の掛け合いが始まった。そのさなかデレクはゴミ箱に自分の顔が表紙の雑誌を見つけ、ゴミ箱へ歩いていく。雑誌はTIME誌で、先日メイク中にインタビューを受けた女性記者の記事だった。タイトルは「デレク・ズーランダー、間違え受賞、アホなモデル」。
車の方をみると、給油中だった仲間も水の掛け合いに参戦し、ノズルからガソリンをかけまくっていた。そして別の仲間がタバコを吸おうとライターをつけた瞬間大爆発しモデル仲間たちは死んだ。
モデル仲間たちの葬式で、デレクは自身のモデル引退を宣言した。
モデルオブザイヤ―での敗北と仲間たちを失ったことで、モデルとして活動する精神状態ではなくなってしまったのだった。
「なあ、モデルやめてどうするんだ?暮らしていけないだろう。悪いこといわんからモデルを続けるんだ」
デレクの事務所の社長のモーリー(ジェイリー・スティラー)はデレクを引き留めようとするが、デレクは断る。
「地元に帰るよ。モデルじゃない自分の人生を歩みなおすんだ。」
ムガトゥはデレク引退の一報を受けモーリーに連絡する。
「デレクを使わないとマレーシア首相を暗殺できないじゃない!なんとかして!!」
モーリーもムガトゥの一味だったのだ。
スーツケースをもち地元に帰ったデレク。
炭鉱夫の父親にもう一度チャンスをくれと嘆願し、なんとか炭鉱夫として働くことになった。
しかしモデルをやっていた人間がいきなり炭鉱で働けるわけもなく、トラブル続きで初日を終える。
仕事終わりに、父親と弟2人で酒場へ飲みに行き、炭鉱夫としてはやっていけないだろうと言われるデレク。
酒場で放映されているテレビのコマーシャルで、デレクが人魚の格好をして海を泳ぐものが放送されると、酒場は失笑に包まれた。
「本当に、なんで帰ってきたんだ。お前はもう死んだも同然だ。マーメイドの格好なんかして。」
父親に突き放されると、デレクは激怒した。
「父さんの誇れる息子になりたかったんだ。ボクだって好きでこんなに格好よく生まれてきたわけじゃない。それにこれはマーメイド(mermaid)じゃなくて、マーマン(merman)だ!」
店を飛び出すと、ちょうど電話がかかってきた。事務所社長のモーリーだ。
「NYに帰ってこい。ムガトゥがお前をモデルに使いたいと言っている。ムガトゥのモデルをやればすぐにまたトップモデルだ!」
NYに戻り、ムガトゥのもとに訪れたデレク。
ムガトゥはデレクを主役にしたファッションショーを開くので参加してほしいと言った。
しかしデレクはもうモデルは引退したことを告げる。
それを想定していたムガトゥはデレクにモデルを、いや、暗殺役をさせる準備をしていた。
「モデルをやってくれたら、あなたにはこれをあげるわ。」
それはデレクの夢だった、字の読めない子供たちに勉強を教える施設のミニチュアだった。
「これは・・・」
デレクは驚いた様子で、ムガトゥもご満悦だ。
「バカにしているのか!?」
デレクは激怒してミニチュアを破壊した。
「こんなちっぽけな校舎でどうするんだ!?子供たちはこんなに小さくない!アリだと思っているのか!?もっとこのサイズの・・・100倍はないと!」
ムガトゥはミニチュアがプレゼントだと思ったデレクが本当のアホだと確信した。
「そうよね。それじゃ小さすぎたわね。それじゃあ100倍大きなものを建てるわ。」
もちろん暗殺をさせた後に建てるわけはないのだが。
そのままファッションショーの準備のためと言われ、ムガトゥの部下のカティンカ(ミラ・ジョヴォヴィッチ)と共に埠頭の施設に連れていかれたデレク。
一方、TIME誌の女性記者マチルダ(クリスティン・テイラー)は、ムガトゥのマレーシア違法労働問題を追っていた。
モーリーにムガトゥについて取材しに行くも、モデルオブザイヤーの翌日にマチルダが書いた記事の「デレク・ズーランダー、アホなモデル」のせいでデレクが傷ついたと取り合ってくれない。
ファッション業界の闇に阻まれながらも情報を追い続けるマチルダに非通知の電話が入った。
「ムガトゥのことが知りたいなら埠頭の16番倉庫にいけ。」
その一言だけで切られてしまったが、藁にも縋る思いで埠頭へ向かう。
マチルダが埠頭にたどり着き建物に忍び込むと、中でエステをうけているデレクと遭遇した。
「こんなところで何しているの?」
「それは僕のセリフさ。それに僕はムガトゥのショーに出るためにここで準備しているだけだ。」
会話をしていると、カティンカがデレクを迎えにきた。
「あんた、なんでいるの!ここは立ち入り禁止よ!」
あっというまに捕まったマチルダは建物から放り出されてしまった。
「二度とその三流ブランドで包まれた貧相な体でデレクに近づかないことね。」
罵詈雑言を浴びせられたマチルダだったが、やはりムガトゥには裏があると確信した。
デレクはカティンカに連れられ、洗脳ルームへ。
Frnkie Goes To HollywoodのRelaxを流しながらムガトゥに「マレーシア首相を殺せ!!」と言われ続けたことで、Relaxが流れると洗脳状態になり、拳法でマレーシア首相を殺すようになってしまった。
ドンドンドン!
ドアをたたく音でデレクが目覚めると、ドアの外にはマチルダが立っていた。
「デレク!一週間もなにしていたの?ずっと連絡していたのよ。」
「何言ってるんだ、さっきエステ中にあったばかりだろう。」
しかし日付はたしかにデレクの認識から一週間ずれていた。1週間洗脳され続けていたのだ。
「1週間たっていたとして、明日がショーだから今日は前夜祭に出ないといけないんだ。もう今日は帰ってくれ。」
デレクの部屋から会社に帰ってきたマチルダは、同僚からムガトゥのショーにでたモデルの不審死について聞かされる。
どうやらムガトゥはデレクのように使い終わったモデルについては暗殺して証拠隠滅してきたようだった。
過去の新聞記事を読んでいたマチルダはあることに気づく。
「事件の現場検証写真すべてに、埠頭で会ったあの女が映ってるわ!大変!」
マチルダはカティンカと関わりを持っているデレクも殺されることなると気づいたのだった。
その頃デレクはムガトゥのショーの前夜祭会場にいた。
モデルに復帰したデレクはモデル仲間と談笑していたが、そこにハンセルが登場する。
因縁の二人が出会い何も起きないはずがなく、売り言葉に買い言葉で二人は決闘することになった。
ジャッジはデヴィッド・ボウイ(デヴィッド・ボウイ)が行い、先行がランウェイを歩いた動きを後攻の者が同じようにできなければ後攻の負け、のルールで行うこととなった。
トップモデルの二人はお互いに引けを取らず、均衡していた。
終わりの見えない戦いに決着をつけるため、ハンセルが動く。
なんと、ランウェイ上で右手をつっこみ、ズボンを脱がずにパンツだけを脱いだのだ。
観客はどよめき、後攻のデレクを制止する声も聞こえる。
しかしデレクはここで降参する男ではない。果敢にランウェイにあがり、右手をズボンに突っ込んだ。
案の定パンツのみ脱げるはずもなく、デレクはハンセルにまたも敗北してしまったのだった。
マチルダは決闘が終了してすぐに失意のデレクを車にのせ、このままではカティンカに殺されることを告げた。
「別に殺されてもいいさ。くそハンセルに勝てないくらいなら死んだ方がマシさ。」
「そんなことないわ。ハンセルはただあなたに勝ちたくて決死の覚悟であの技を使ったんだから。」
デレクに慰めの言葉をかけるマチルダ。
「それなら左に曲がるだけでよかった。」
なんと、デレクは赤ん坊のころから左に曲がれないという障害を抱えていたのだった。
「この世には、一杯・・・いると思うわ。あなたにみたいに左に・・・・左に・・・曲がれない人も。」
プルルルル
運転中にマチルダの携帯が鳴る。
「答えがほしければ墓地にこい。」
またも一言だけ告げて切れた電話。
デレクとマチルダは真相を確かめるために墓地へ向かった。
墓地では一人の男が待ち受けていた。彼が電話の主のようだった。
「ここはモデルの墓場さ。昔から政府要人の暗殺にはモデルが使われてきた。」
電話してきた男は20年以上前にハンドモデルの世界トップとして名をはせたモデルだった。
彼も以前暗殺計画に巻き込まれそうになったが、気づいてその仕事から抜け出したのだった。
墓場で話しているとカティンカたちが襲ってきた。
明日のショーからデレクが逃げないように確保しに来たのた。
なんとか墓場から逃げてきたデレクとマチルダは、カティンカたちに見つからない場所を考え、ハンセルの家に行くことを決めた。
ハンセルの家を訪れると、やはり喧嘩腰の二人。
しかしお互いにつっかかる理由を聞くと、実はお互いがお互いをリスペクトしていることがわかった。ハンセルは実はあこがれていたスーパーモデル、デレクを家に招くことにした。
話し合ってすっかり意気投合した二人は、協力してデレクの首相暗殺計画を止めることになった。
翌日、計画はスタート。
ハンドモデルの男の助言に従い、事務所社長のモーリーのパソコンにある証拠データを警察に提出し暗殺の前にムガトゥを止めようとするマチルダたち。
デレクとハンセルは清掃員に紛争しモーリーの部屋まで忍び込んだが、パソコンのつけ方がわからない。時間が経過し、ショーに出る時間となったデレク。
モデルとしてのプライドから、暗殺するとしてもショーにはいなかくてはいけないらしい。
デレクはショーに向かったため、ハンセルは一人で電源のつかないデスクトップPCと向き合っていた。
マチルダに電話して聞くと、パソコンの中にフォルダが入っているという。
ハンセルは気づいた。なんだ、この箱の中に入っているだけなのか。簡単じゃあないか。
マチルダはオフィスでムガトゥについて調査を続けていた。
どうやらムガトゥはファッション業界に入るときに名前を変えていたようで、以前はFrankie Goes To Hollywoodに所属していたが、Relaxの発売前に脱退していたのだった。
そこでマチルダはデレクの洗脳スイッチがランウェイで流れる音楽に関係していると見抜いたのだった。
ショーの会場にはマレーシア首相も招待され、ランウェイの目の前の席が用意された。
後はデレクの順番を待つばかりだ。
デレクが登場すると、DJはRelaxのレコードをかけ始めた。
するとデレクは洗脳のスイッチが入り、拳法を披露し始める。
「そうよ!そのままやってしまいなさい!」
ムガトゥは興奮するが、そうはいかない。
ハンセルがDJルームに侵入し、DJを殴って曲を変えると、デレクの洗脳はとけ、ランウェイを引き返していった。
だがDJもそう簡単にひかない。ハンセルとブレイクダンスでの殴り合いをしながら曲をRelaxに変更する。
デレクがマレーシア首相の首をひねろうとしたとき、殴られて地面に倒れていたハンセルは、DJテーブルのケーブルを抜き、デレクは正気に戻った。
「デレクはムガトゥに洗脳されていたんだ!証拠はここにある!」
ハンセルはモーリーの事務所から持ってきたデスクトップパソコンを掲げた。
「お前はこれでおわりだ!」
ハンセルは2FにあるDJブースからパソコンを投げて、パソコンをぶっ壊した。
「あれ、中身がないぞ。」
そう、ハンセルはデータファイルが中にあると聞いて、パソコンをバラバラにすればファイルが出てくると思っていたのだった。
ムガトゥは驚きながらも勝ち誇る。
「証拠は今消えたわ!だからわたしを追求することなんてできないのよ!」
「もういい!証拠ならわしの書斎にまだある!」
デレクと二人で事務所を大きくしてきたモーリーは良心の呵責に耐えられず、ここですべてを終わらせようとした。
敗北となりやけになったムガトゥは、切れ散らかす。
「ここで計画を完遂できなかったら私の人生意味がないじゃない!あんな馬鹿なモデルに頓挫させられるなんて!何がブルースティールよ!何がル・ティグルよ!全部同じ顔じゃない!あんたがやらないなら、私が計画を完遂するわ!賃金アップ反対!」
ムガトゥは腰に差していた手裏剣をマレーシア首相に向けて投げる。
「どれも同じだと?よくも言ってくれたな!」
デレクはとっさに首相の前に立ち、ムガトゥの方へ振り返ってキメ顔をする。
ハンセルは叫んだ。
「ついに出た!マグナム!!」
モーリーは興奮する。
「いいぞデレク!その技を待っていたんだ!」
酒場のテレビで中継を見ていたデレクの父親は思わず口にした。
「かっこいい!」
そして手裏剣を投げたムガトゥは感動していた。
「おお神様・・・なんと美しい・・・」
マグナムのあまりの美しさに、手裏剣はデレクの目の前で止まり、落下した。
開場は拍手喝采だ。
ムガトゥは警備員に取り押さえられ、デレクの父親は酒場で騒ぐ。
「あれは俺の息子だ!」
マチルダとデレクは抱き合い、キスを交わしたのだった。
そののち、デレクは「デレクズーランダーセンター」として、字の読めない子供や、そのほか学習したい子供のための教育施設を作った。
ハンセルやモーリーはそこで講師として活動している。
マチルダとデレクの間には子供が生まれていて、キメ顔をひとつ覚えたのだった。
~完~
わしはグラボの交換がしたいんじゃ~!
まずは、ご覧いただこう、私のデスクトップパソコンだ。
スペックは下の通り。
色々迷った挙句、ドスパラでBTOとして購入した。購入明細をみると、発送費混みで123,969円であった。
こだわりポイントとしては、SSDを組み込んでいること、IntelのCPUでなく、AMDのRyzenを使用していること。である。あとファンもとりあえずたくさんつけておいた。
そのため、そこそこの価格となっている。たしか無利子で月1万円お支払いのクレジットを組んだので、実際にはそこまで金がかかった印象がないが。
今回のメインのグラボはGT730という、2018年当時でもちょっと時代遅れのモノだ。なにせ発売は2014年。すでに4年も経っているが、グラボなしよりかはマシだろう。
Ryzen5 1500の場合はこのグラボしか選択肢になかったので、もっといいやつを乗っけたかったが、あきらめた。なぜドスパラはこのような選択肢しか与えなかったのだろうか?
さて、時は2020年。以前購入したDELLの曲面ゲーミングモニタ。
カタログ値では165Hzだせるのだが、それはDP(Display Port)使用時のみで、私のPC接続している現在のHDMIでは60Hzまでしかだせない。う~んHDMIが古いのだろうか。普通に使っているであろうVer2.0なら144Hzだせるはずなのだが・・・。
DPにしたらかわるかもしれない。そう思った私は、DPをさそうと思った。
え・・・DP挿す場所ないじゃん。
そんなことあるの??普通HDMIもDPもついてるよね??
そこで、自作PCに詳しい友人へ、以下の質問をしてみた。
「グラボにDP端子って後から追加できる?GT730なんだけど」
友人の答えは以下。
「何言ってるかよくわからんけど今時730使ってるならグラボ変えた方が早いよ。」
色々聞いてみると、グラボを変える作業自体は、抜いて挿して交換するだけだから誰でもできるけど、電源が足りるか、ケースに収まるかは事前に確認しないとダメとのことだった。
BTOで組んだくせに中身のことは一切わからなかったので、これを機にかなりGoogleで検索した。
ただ、こういうグレードアップがしたいときのためにBTOで組んだので、我ながら名采配と思った。
まずは自分のPCの仕様を知ることからだ。
グラボ交換にあたって知るべき要素は以下。のはず。
・補助電源はどれだけあるか?
・電源は足りるか?
・スペースはどれだけあるか?
なにはともあれ、まずはPCのケースを開けるとこからだ。
恥ずかしながら「PC ケース 開け方 最強」から調べることになったが、千里の道も1歩から。
ネジを2つだけ外せば、あとはスライドすればokだった。瞬殺だ。
いざ開けてみると、思ったよりもスペースがあった。
左上が電源、
右上がHDD&SSD
中央やや左がマザーボード
そして左下が問題のグラフィックボードだ。
写真の通り、かなりほこりがたまっていたのでまずは掃除をした。
グラボのアップ。どうやら補助電源はとっておらず、マザーボードからの給電のみで稼働中のようだ。まあエントリーモデルのグラボだから無駄に電気食われても困るのだが。
電源からいろいろコードはでていたのだが、なんとか補助電源をみつけた。
DELTAのGPS450EBという型式までわかっていたのだが、ネットで検索しても補助電源の有無など、細かいスペックがわからなかったので、見つけて一安心である。
みたところ6pin×1のみのようだ。
これで購入するグラボの制限がひとつわかった。
お次はケースのサイズである。
たぶん25cmくらいの長さなら余裕で入りそうだ。
高さを見るのを忘れていた。これはグラボを考案してから最終確認するしかないが、大体7~8cmなら干渉しないか?
さて、これで今回ケース開けて大体のことはわかった。
①補助電源がないもの or 6pin×1までならok
②長さ25cmくらい、高さ7~8cmくらいならok
電源は450Wなので、それも考慮する必要があるが、それは後からでいいだろう。
ここからは実際のグラフィックボードの話だ。
私が使用しているモニタはウルトラワイドであるため、解像度はWQHDでぬるぬる動くのが最強として考えて良い。
ただし、自分はFPSはやらない人なので、正直そこまで高品質なものは求めてはいけない気がする。
また、モニタにはAMDのFree Syncというテクノロジが採用されており、AMDのグラボにした場合には恩恵を授かれる。
そしてひねくれものの私はIntelではなくAMDのRyzenを採用した。
ここまで考慮すると、購入すべきグラボメーカーはAMDのRadeonという結論になる。
(※補足:もう一つの選択肢はNvidiaのGeForceで、ゲーミングPCは主にこちらが採用されている)
さらにそこから、HD画質で快適という、まあまあな性能のものを選択すると、RX5700が最適解では?という話になる。
細かい話は下のリンクからどうぞ。
価格.comでrx5700搭載のものを検索すると、大体4~5万であることがわかった。安い気がするけどPS5と同じ値段と考えると高いな・・・。
一応ポチポチ検索してみると、補助電源が8pin以上必要なものが多いことがわかった。6pin×1で済むものはない。
これはダメだ。
次の選択肢として、RX5600XTという、一つランクダウンした製品がある。
これを調べてみると、大体3万~4万。うん。価格帯も良い感じ。
しかし結局のところ、補助電源が6pinで済みそうなものはなかった。
というか、大してゲームしないのにグラボ換装しても意味あるか?と段々と交換する気が失せてきたのだった。
一応念のため、グラボのランクをもう一つ落とし、さらにNvidiaのGTX1660Superで検索してみた。
すると、上記の私にぴったりな記事がみつかった。
補助電源の8pinを追加できるらしい。それでGTX1660Superをとりつけしたとのことだ。しかも電源は450Wと、私のPCと同じ。CPUは違うけど。
これでもかなりのゲームが動くらしいので、そもそも最初のRX5700が高望みだったようだ。
GTX1660Superの価格は3万円ほど。
AMDのRX5500XTであれば、2万円台まで落とせる。
う~ん、これは、RX5500XTで良いな。
ASUSのRX5500XTなら、ツクモで2万円で買えるようだ。
幅×高さ×奥行で242×130×49mm。
う~ん多分入るような気はするが。
まあ今困っているわけでもないし、半年後でもいいかな。
という結論に至った。
困ることがあればまた換装を考えようと思う。
オーディオテクニカ ヘッドンフォフォ ATH‐AD700X 購入レビュー
先日のブログではDELLの32インチ曲面ゲーミングモニタ S3220DGFをご紹介した。
このブログに記載した通り、このモニタにはスピーカが搭載されておらず、別途設ける必要がある。
私のPC環境は寝室の隣であるため、たまに嫁ちゃんが寝ていることがある。
そのためスピーカではなくヘッドフォンの選択肢となった。
さて、本題のヘッドフォンの選定だが、まずは予算から考える。
予算は1万円。多すぎても低すぎてもダメ。というのも楽天の期間限定ポイント1万円を使用するのが元来の目的であるからだ。
ここからネット検索してもいいが、オーディオには浅いながらも造詣がある私。
メーカーから絞っていく。
ホントはB&Wがよかったのだけど、1万におさまらないのでパス。
B&Wを外すと、正直な話私の選択肢の中にはソニーかBOSEかオーテクしかない。どこが造詣があるんだ。。。。
ソニーとオーテクはイヤホン使っていたこともあるが、BOSEは使ったことないしな~と思い、とりあえずソニーとオーテクに絞った。
思い出してほしいが、用途はあくまでもPC用であって、日常で音楽を聴くために使うわけではない。
ヘッドフォンにも多く種類があるが、上記の用途から行って、密閉型のモニタ用か開放式で音が良い奴の選択肢となる。
この時点で選択肢は数点に絞られた。
伝統のソニーモニタヘッドフォンは18,000円するのでパスした。
すると残りはオーテクのみ。
密閉型も好きだが、今回は家で使うものだし、今まで使ったことないし、軽そうなので開放型にすることに。
オーテクの開放型として予算1万ドンピシャなのが今回購入したATH-AD700X。
こちらは2012年にATH-ADシリーズとして5機種展開されたうちの4番目、下位モデルだ。
クチコミなどをみていると、5番目の機種、AD500Xの方が評判がよかったりした。
ふ~んそうなんだ~と思いつつ、AD500Xは7,000円台だったため、ポイントが微妙に余ってしまうため、無理やりAD700Xを購入することとした。
今回楽天のコジマにて購入。11,240円で1万ポイントをつかったので、現金1,240円での購入となる。
さらにポイントが700円くらいついてきたので、実質500円くらいだ。
注文翌日には到着。
どうやら耳みたいなパーツが頭について支えてくれるらしい。
開放式たる所以。ビジュアル的には結構すきだね。
ということで実際につけてみた
足置き代わりにつかっているナイキのサッカーボール君である。
こうしてみると、超丸顔のないきボール君にも、難なくフィットしていることから、どんな顔のタイプの人にもフィット感は抜群であろう。
さて、実際に音楽を視聴してみる。
まず最初に選んだ曲は皆大好きThundercatのThem Changes。
彼の超絶ベースが好きなだけ聞けるこの曲は低音について確認するのにちょうどいい。(ホントか?)
手軽にSpotifyで聞いてみた感想は、全く面白みがない普通のヘッドフォンだと思った。
なんだか名曲のThem Changesも、このヘッドフォンにいかかると凡曲に聞こえてくる。
これはいかん。
そこでCD取り込みしているソニーの"Music Center"から再生してみた。イコライザで低音を少し強めにだしてみる。
うんうん、いい感じ。ベースラインが渋く聞こえる。
なるほど、どうやらこのヘッドフォンはアクセントはつけずにそのまま音を出す方針のようだ。
次に視聴したのは Van HalenのJump。
しょっぱなから有名なシンセメロディが流れるため、高音の試し聞きにはもってこいだ。(ホントか?)
ぺっぺっぺっぺっぺ ぺっぺ~ ぺっ ぺ~ぺぺぺ~
なるほど、高音も普通だ。
↓有名曲だが名前だけじゃわからないかもしれないので、一応貼り付けておこう
さて、じっさいに音を聞いてみると、普通のヘッドフォンということがわかった。
ま、そりゃ1万だし・・・
逆にこうも味気ない音を出されると、普段の味付けが濃く感じてしまうが。
まあ音楽制作とか、動画編集とかにはこういう素の音の方がいいのかもしれない。
でも、個人的にはちょっと好みとちがったな~。
まあ慣れるからいいか。
ということで、以上オーディオテクニカの ATH-AD700X購入レビューでした。
Dell 31.5インチ 曲面ゲーミングモニタ (S3220DGF)が届いた!
以前、このブログでも勝手に発表したことがある。
俺は、曲面ディスプレイがほしい!!
<理由>
①現在使用しているモニタが5~7年くらい前に購入した1万くらいの安24インチモニタである
②動画編集やDAWソフトによる音楽制作をするにあたり、ウルトラワイドモニタが良い
③曲面だとかっこいい
以上が、曲面モニタがほしい理由だ。
まずは私の現在のPC環境をご覧いただこう。
ドヤ顔カメラ目線ででタイトル記載の S3220DGFがうつっているが、そこは一旦無視してくれ。
机は楽天で購入した5~6,000円の簡易デスク。
椅子についてはAK RacingのNitroだっけ?真ん中のクラスのやつ。
モニタは前述のとおり結構前に買った24インチと、使用していない32インチのSonyブラビアをデュアルディスプレイにして作業していた。テレビはPCと倍率が合わず、文字がぼやけてみていたのでマジでフラストレーションがマッハだった。
モニタを買い替えたいと思ってはいたものの、故障しているわけではないし、なかなか財布のひもを緩めることができなかった。
それでも今回買い替えるきっかけとなったのが、楽天の期間限定ポイント。
ホイール&スタッドレスタイヤを17万で購入したので、11月末までの期間限定ポイントが1万ついていた。
そこで、1万の使い道として、モニタ購入を検討し始めたのだ。
やはり、PCとPS4兼用で使うモニタであれば、27インチ以上は欲しいところ。
私のPCデスクは横幅が80cmと小さなこともあり、デュアルディスプレイも向いていない。(上の写真では無理やり実行しているが、テレビが机からはみ出ているので危険だった)
そして動画編集や音楽作成においては、横移動がメインのため、現行の24インチディスプレイでは拡大や縮小、横スクロールの繰り返しが重なり、なかなかのフラストレーションだった。
そんな人のために現代にはウルトラワイドというタイプが存在する。要は通常より横長なのだ。故にウルトラ。
また、そういった横スクロールのみならず、ゲームにおいても視野角が広がるという利点が存在する。
候補の一つとして検討していたのが、LGの29インチモニタ。
価格は3万円しない程度なので、楽天ポイント1万円を使って購入すれば実質2万。
ていうか欲しいのが1万引きでかえるって、それってもう無料じゃん。
割とわたしはネットのレビューを複数サイト練り歩く性質なのだが、このLGの製品については、賛否両論であった。
<いい点>
ウルトラワイドなのに2万円台
<悪い点>
ドット抜けがある、故障時のサポート体制がひどい。
むむむ。
3万つかって博打は避けたいところ。(実質無料とは言え)
ほかにも複数探してみたが、他のメーカー製品だと、10万円超のハイスペック製品か、安いとしても廉価メーカーの製品で商品としてはLGの方がまだいいのでは。。。という出来だった。
価格.comでモニタ検索していたところ、DELLやHPの製品には、「直販モデル」の文字が躍っているのに気付いた。
その製品を楽天で検索してもひっかからない。要はメーカHPのみもしくは価格.comでのみ取り扱っている製品のことであろう。
会社で使用しているモニタがDellで特に不満もないので、まずはDellのHPへ。
そこで出会ってしまったのがS3220DGFだ。
定価が¥75,800(税抜)で、11月頭にはなぜか¥29,240引きの¥46,560となっていた。
税込で¥51,216。(現在は特別セールが終了し、¥58,200(税抜)))
え~~安い!!
先にあげたLGのモニタからは2万円ほどUPしているが、曲面・でかい・ハイスペック・ドット抜け保障ありと、性能もUPしている。それってやっぱり無料じゃん。
ただし、この商品、さらに割引についてはDell公式限定。
楽天ポイント1万円の引当ができない。
悩みました。数日間。ただ、やっぱり曲面の魅力にはあらがえない。購入した。
ちなみに、スペックとしては以下。
<スペック>
・応答速度:4ms
・リフレッシュレート:165Hz
・AMD Free Sync2対応
・入力:HDMI×2、DP×1
・スピーカー:なし
・USB×2
応答速度というのは、画面の色がA→B→Aへと切り替わる際の速度で、応答速度が遅いと残像がみえることになる。ゲーミング用でない場合は11mdとか、12msとか、その辺だ。
また、リフレッシュレートというのは1秒間の画面更新回数を示し、高ければ高いほど、滑らかに表現できる。ゲーミング用でない場合は60Hzがほとんど。S3220DGFのリフレッシュレートは165Hzなので、2倍以上の情報量が含まれているのだ。
このあたりの技術的な話については、以下の記事を読んで理解を深めてほしい。
ちなみに私は文系なので読み飛ばしてしまった。
さて、ここまで書いて私も気づい(てい)たが、私はFPSをしないので、別にリフレッシュレートが高くても低くても大して影響はない。
なぜわざわざこの商品を購入したか?
それは、曲面がかっこいいからだ!!
もう、それにつきる。
別にゲーミングじゃなくて全然いいけど、曲面は優先順位がかなり高いスペックだった。曲面の選択肢が少なかったので、この商品にいきつき、結果としてゲーミングモニタだったというだけだ。
さて、そこでイチオシの曲面を味わっていただこう。
横からみるとそこそこ曲がっているのがわかる。
ちなみに、スタンドはDell純正を使用しているが、高さ、回転、なかなか自由度が高く、価格のうち台座が1万くらいする気がする。
お次は正面からの図である。
正面から見た場合、あら不思議、曲面を感じさせないつくりになっている。
正直それで曲がって見えるようであれば目がおかしくなりそうなので、曲面ディスプレイは普通こうなのだろう。
中央が凹んでおり画面が立体的にみえるので、ゲームの場合はなかなか臨場感が高まりそうだ。
色味はこだわりがないのであまりレビューすることがないが、デフォルト設定から輝度をを落とすと、快適な感じになった。
まだあまり使用していないが、かなり満足度の高い出来だ。
ディスプレイの購入を検討中の方は、Dellの公式サイトで値引きのタイミングを狙うといい。我ながらこれは、いいことを知った。
ただ、モニタにスピーカーがないので、別途スピーカーorヘッドフォンを購入する必要がある。
聡明な読書諸君は結局使わなかった楽天ポイント1万の使い道がもうわかったであろうか?
次回の記事はそれで決まりかな。
いや、しかしホイール&タイヤだけで1か月分の給料だというのに、さらにこのモニタ分とは、来月のカード引き落としが恐ろしいな。
12月はボーナスあるからセーフか。あ、あぶねぇ~
音楽鑑賞のススメ
さて、このブログでは度々音楽に関することを取り上げてきたが、今回は私の音楽鑑賞の環境について語っていこうと思う。
古来から音楽鑑賞の環境について人々はマウントを取り合ってきた。
電気信号によって音が違うだとか、人と同じ電柱を使っていると電気が分散されるからダメだとか、電気会社によって質が違うとか(西日本の方がいいらしい)。
ホンマか?
正直私は耳も、舌も、いい悪いがわからないたちだ。
ここがこう違う、とかはわからず、とりあえず良い!とかおいしくない!とか、そのレベルの違いしか感じることができない。
しかし世の中の大半の人は違いがわかる人間のようだ。電気信号を整える商品とかがうん十万で販売される世界なのだ。(以前記事でみたのだが、見つけられなかった)
要は上を見ればきりがないというのがオーディオマニアの世界だ。
さて、それでは音楽を聴くのに必要不可欠なスピーカーからいってみよう。
私の使用スピーカーは・・・・
Bowers & Wilkins / 704S2 です!!
どこのメーカーだよ!と思ったそこのあなた。
B&Wはスピーカー界では超有名企業ですよ。(最近sound unitedの買収が完了しましたね)volvoのV60のオプションスピーカーとして採用されるなど、カーオーディオにおいても一線級です。
シリーズとしては600、700、800をラインナップ。
数字の大小と価格・性能が比例しているので、800シリーズがフラッグシップとなります。
さらにそれぞれのシリーズの中でも、複数製品をラインナップ。
700シリーズを例に挙げると、702、703、704、705、706、707、71、72が存在する。
702~704がトールボーイタイプ。705~707がブックシェルフタイプ。71、72がセンタースピーカとなっている。
トールボーイは細長い奴で、ブックシェルフは台座にちょこんと乗っている奴。
下一桁が若い方が価格が高い。つまりは700シリーズの中では702が最も高額で、300,000円/本となっている。ペアで600,000円だ。ぎょ、ぎょえ~
私の購入した704は、170,000円/本なので、ペア340,000円(税抜)。
20代前半の若者でもぎりぎり手がでるレベルでしょ?
予算30万円で探していたところ、ドンピシャだったのが603。145,000円/本、ペアで290,000円。う~むドンピシャ。
JBLやDaliなど、ほかのメーカーもあったが、なぜか30万前後はB&Wだけだった。
さすがに試聴もせずに買えないので、アキバのヨドバシに行って聞いてみた。(富山にヨドバシはない)
余談だがアキバのヨドバシはいろいろな音響メーカのブースがあるので、非常に楽しいところだ。是非行ってみてほしい。(ただしブースには人があまりいないので入りづらい雰囲気が漂っている)
B&Wとマランツのブースが一緒になっていた気がするが、入って眺めていると、店員さんに試聴するかどうか聞かれた。
じゃあ、この603でお願いします。といって試聴させてもらった。店員さんの「コーンは○○を使用していまして~」などの説明はあんまりよくわからなかったが、603の音質の高さに、さすがの私も驚きを覚えた。音のクリアさがはっきりとわかった。
おお~いいですね~とかいって会話していると、704も試聴してはどうかといわれた。完全に603しか見ていなかったが、じゃあお願いします。なんて言って流してもらうと、先ほどの603よりも更に、更にクリアで迫力のある音が流れてきたのだ。ありゃ~、こんなに違うんですね~と店員さんに言うと、やはりシリーズの数字があがると、使っている技術も違うので、音が結構違うとのことだった。
そうなると、予算なんて関係なくって、もう603じゃなくて704がほしくなってくる。
この時点で最早603はアウト・オブ・眼中だ。
そして数ヶ月後にボーナスがでてから、再度アキヨドを訪れて購入したのだった。
ヨドバシはポイント還元10%があるので、なんやかんや予算ちょいオーバーくらいで収まった。
会社の寮に住んでいた頃は6畳一間にキングサイズベッドとスピーカーを置いてたのでスピーカーが近すぎたのだが、引っ越ししてからはいい感じの距離となったので、音がよくなった。
オーディオ界隈でよく言われることは、部屋の環境がかなり大事と言うことだ。スピーカーの周り〇mには物をおいてはいけない、とかスピーカー同士を〇mはなす必要がある、とか、自分の位置は左右のスピーカーからみて線対象にあるべきだ、とか。
意図しない反響が生まれることで、本来の実力値から音質が下がってしまうのだ。
アンプが違うこともあり、やはりアキヨドで聞いた音質よりも悪いのは否めない。アパートだと音もあんまり大きくだせないし。
オーディオマニア言わせるとたぶん私のリビングの環境はだめだめだと思う。でも狭いからしょうがないね。
そんなあまり音楽に適した部屋でなくても、アンプが調整してくれたらいいのにな~
はい、そんなあなたに、そんな私にお勧めのアンプがこちらです。
YAMAHAのR-N 803!
こちらは、YPAOという機能がついてます。
部屋の環境に合わせて、アンプ側で最適な音に調整してくれるのだ。
YPAO用のマイクが付属でついており、SETしてYPAOを回すと、音を出して反響を広い、マイクを置いた位置で最適な音をR-N803側で設定してくれる。
2.1chまで対応となっているので、8.1chとかにしない私みたいな人にとっては必要十分です。
さらに、ネットワークレシーバーなのでspotifyやapple music、radikoを再生可能。
入力端子はアナログや光デジタルがもちろんあるので、基本的な接続は間違いなく問題ないはずだ。
定格出力120W×2ch(6Ω)、最大出力170W/ch(6Ω)なので、パワーも十分。
メーカー希望小売価格は11万円(税別)となっております。
高っ!そう思ったあなた、安心して。11万はあくまでもYAMAHAさんの希望価格。
ヨドバシでは84,000円で販売中よ。
ポイントが10%入るので実質7万ちょい、さらにスピーカー購入の際に手に入れたポイントがあれば5万位だわ。
https://www.yodobashi.com/product/100000001003641026/
ビジュアルも高級感ただようシルバー仕立てで、アンプ感があってかっこいいですよ。
▶地獄の6畳時代のスピーカーとオーティオラック(自作)
色々音質に関しては設定があるのだけど、YPAOをONにしておくと自分でいじれなくなるので、人によってはYAPOをOFFにするみたい。
スピーカーとアンプがあれば音楽が聴けると思ったら大間違い。
実は大事なのがケーブル。
これはもう正直に言うと、全くわからん。
店員さんのおすすめをそのまま買った。笑
おすすめされたのは、SAECのSPC850。
4,000円/m。2m×2本で16,000円だった。ちょっ、ケーブルだけでそんなにするのかよ。
ぶっちゃけ思ってしまった。でも、安いケーブルを使ってスピーカーの性能を活かせなくては本末転倒だ。おとなしく店員さんの言うことを聞いておいた方がいいだろう。
これについては先に述べたとおり、正解だったのかどうかも全くわからん。
今度こそ、最低限これだけあれば、音楽は聴くことができる。テレビにつなげたければアナログ端子をかえばおk。
オプションでつけておきたいのがレコードプレイヤーだ。
先ほどの写真では自作オーディオラックの上段においてあった。
こちらは、TEACのTN-350。
メーカー価格はオープンプライスで、実売は3万ちょい円。
決め手は価格の安さに加え、USB搭載でカートリッジ交換可能など、十分な機能があることだ。
(新居では1Fにプレイヤーで2FにPCがあるのでUSBが無用の長物と化している・・・)
見た目もスタイリッシュではないでしょうか??
これだけあれば快適な音楽鑑賞ライフが楽しめます。
総額50万円くらいかかったのではないだろうか。あぁ、なんて良い趣味なんだ。
平日の仕事終わりはネットワーク機能を使ってSpotifyを流して、休日の朝はインスタントコーヒーを飲みながらレコードを聴く。
嫁の友達には全く理解されていないようだけど、私には至高の時間です。
(嫁の友達が私の不在時によく家に遊びに来るのだが、私は変人扱いされているらしい。涙。)
次はB&Wのウーファーがほしいなあ。
金がねえけどな。
BROCKHAMPTON は令和時代における唯一のhiphopボーイズグループか?
さて、皆さんはBROCKHAMPTONというグループをご存じだろうか?
2015年にアメリカで結成されたボーイバンドである。
写真には実働部隊?の数名しか載っていないが、実際には裏方も込みで総勢14名の大所帯である。
裏方というのは、グラフィックデザインやウェブデザイン、マネジメント等。
され、こんなことを言っておきながら、
私も彼らを知ったのは2019年の春くらいのことである。
2019年のSummerSonicに、彼らが登場した。
20周年ということで3日間にわたり行われたSS2019。
SSであったり、SONICMANIAであったり、なんのかんの5~6年くらいは毎年参加しているので(夏休みは実家に帰っているから幕張開催はありがたい)情報はチェック必須である。
フジも行きたいんだけど、富山から苗場って車じゃないとすごい不便じゃん?
駐車場の券って入場券2枚とSETじゃないと買えないじゃん?つまり物理的にいけないじゃん?
まあ、来年からは嫁ちゃん誘っていけるかもしれん。(あまり音楽に興味はない)
で、SSの話に戻るけど、聞きたい奴だけ聞いてるから、さすがに知らないアーティストの方が多いわけよ。
皆どうしてるのかわからないけど、まだ日割り発表されてないころから、知らないけどライブ見てみたいな~ってアーティストを探すのよね。
どうしても大型フェスは日割りがあるので、毎日参加できない人は、一部のアーティストを聞けないのだ。
「ぽくが作った最強のフェス」なら自分の好きな通りに見れるので良いのだが、やはりそううまく配分してくれるわけではない。
2019年でいうとFOBとZEBRAHEADを分けられたのはちょっと想定外だったな。ここは客層いっしょなんだから同日にしてくれないと。。。
ということで、今知っているアーティストだけで自分のスケジュールを組むと、やはり空き時間が発生してしまう。
その時間を、新たなお気に入りアーティストの発掘に使えるのがフェスの良いところだろう。
ちょっと話がそれたが、いかんせん言いたかったことは、SS2019をきっかけに彼らを知ったにわかであるということだ。
ただ、そんなフェスの数か月前に初めて知った私は、自分のSS参加日にいないことを悲しみ、彼らのサマソニエクストラ(=SS期間外にある単独ライブ)にわざわざ参加したのだ。
しかも同日行われていたTwo Door Cinema Clubをけってまで。
つまりは、めちゃくちゃ良い。
やつら、めちゃ良い。
まずはSATURATIONⅢからイントロの入りがお気に入りの曲、BOOGIE。
最初から最後までハイテンションで駆け抜けるキラーチューンだ。
RAP部分でいうと、個人的にはJobaのパートがキレキレで一番のハイテンションポイント。(1:40~1:55)
次もSATURATIONⅢから、RENTAL。
こういう感じの曲もできるんですよね、ああ、こういうじわじわ来る系もいいですよ。ダウナーなビートとRapの調和が非常に心地いいです。
これは最新アルバムSUGERのシングルSUGER。
これも落ち着いたビートだが、サビのリフレインがDopeに効いている。さらにそれを受けて各パートがより引き立つ構成になっている。
さて、ここで紹介したのはごく一部だが、例のごとく残りはSpotifyやYoutubeで聞いてくれ。損はしないはずだ。
もう1年以上前になるが実際に彼らの単独ライブに行ってきた。
新木場に降り立ち、数分歩くと着くSTUDIO COAST。
大体あの道を歩いている人たちは目的地が同じであるため、なんとな~く客層の雰囲気を知ることができる。
海外から来た人たちがかなり多かったように思う。
同じくSTUDIO COASTで行われたTwenty One Pilotsもかなりの海外感だったが、それともまた違った雰囲気だ。今回はなんだかすげー髪色した人がいたり、ゴリゴリの人がいたり、なんだかストリートな感じだった。
物販あるかな~と思って楽しみにしていたのになかったので残念だった記憶がある。
(ライブやフェスでTシャツを購入するのは最早趣味、義務の領域だ。)
ちなみに、私は開場してまずやることは、ドリンクに並んでジンバックかモスコミュールを頼み一気にのむのがいつものコースだ。
弱いので早めにアルコールを飲んでおかないと、ライブ中にまわってしまう。コップも邪魔だし。
あまり人とライブにいかないので、その辺のお作法が世間的にどうなのか、今イチわからん。
開場に入ってびっくり玉手箱。
STUDIO COASTは二階席というか階段席というか、狭いように見えて奥行きががあるのだが、なんと二階席はクローズされていた。
これは、チケットの売れ行きがあまり芳しくなかったことを示す。
要は入場者数が少ないから開ける必要ないというわけだ。
画面左手の階段からの部分が2階席。こんな狭かったっけ・・・?
ファンの層を見た感じ、私みたいな軽い感じではなく、一緒に歌えそうな熱い人たちが多数だったので最後列の柵に寄りかかってゆっくりみることにした。
ちなみに、柵から観客の最後列まで5m位あったので、めちゃくちゃ見やすかった。
せっかく日本に来てくれたのに、スカスカでごめんね。。。と思っていたが、そんなの関係ねえ、とBROCKHAMPTONはかなり熱いパフォーマンスを繰り広げてくれた。
どうやらサマソニでもちょっと人少なかったらしいが。。。
ぜひ再度来日してもらいたいものだ。
BROCKHAMPTONの特徴は、いろいろな種類の若いエネルギーがぎゅっと詰め込まれた作品を作っていることじゃないかと思う。
楽曲に携わる人も多いし、RAPする人も多い。それぞれのパートで見どころがでてくる。
ソロの場合はFeaturingで違いを出すことができるが、あくまでその曲のみ。
考えてみると、80~90年代にはHIP-HOP"グループ"というものが活躍していた。
N.W.A.、Wu-Tang clan、A tribe Called Questなどなど・・・・
ところがどうだ?最近のHipHop界隈で、グループとして活動しているものが思い浮かぶだろうか??
時代の移り変わりなのだろうか。
その点、BROCKHAMPTONは令和時代にあらわれたHiPHopグループとしてふさわしいエネルギーをもっている。(アメリカの人たちに和暦を当てはめるのはばかばかしいことだが)
2020年代を代表するHipHopグループとなるであろう存在だ。
これからの彼らの活動、要チェックや!
Netflixの"HIP HOP EVOLUTION"がSuper duper dopeな話(今更)
Yo, Yo, Yo, how's doing guys,I'm addicted. Let's talk about fackin' HIP HOP EVOLUTION. This is so sensation for me I don't have hesitation to write this awesome TV show. boom!
え、さむ。やっぱりラップは聞くに限る。
皆さんは、Netflixの番組、HIP HOP EVOLUTIONをご存じだろうか。
ネトフリのオリジナル番組で、ネトフリの番組一覧等に表示されるので、名前だけは知ってる、という方も多いだろう。興味ないのに表示されてウザいんじゃ!という方もいるかもしれない。
この番組はHBO canadaが2016年に作成をはじめ、2017年からはNetflixで配信。
2020年まで計4シーズン作成されている。
元々Netflixには入会していなかったが、嫁ちゃんが入会したので、いろいろ番組をみているなかで、この番組を発見した。(なお嫁はテラスハウスをめちゃくちゃみていた)
番組の様式としては、MCのシャドラク・カバンゴ(誰?)が、Hip Hopにまつわるテーマを軸に色々な関係者にインタビューしていく、という感じだ。
この「関係者」というのがミソで、ICE CUBEやLil' Kim、OUTKASTのBig Boy、Snoop Dogなど、そうそうたるメンバーがインタビューに答えるのだ。
例えば、ギャングスタラップの始まりについてがテーマとすると、当然ICE CUBEやMC-Renが登場することとなる。
自分のような軽~くでもHip Hopを聞くものにとっては、「Oh, GOD, It's ICE CUBE! He talk about NWA! oh shit! This is so dope man!」となる。
(中途半端なヤツは英語ばかり聞いていると脳内言語が英語になる)
▶いまだ衰えぬ ビートを刻むICE CUBE様!
まあ、ほとんどの日本人にとってはアメリカのラッパー=エミネムくらいの認識だろう。
HipHopは元々黒人の文化なのだが、そう思わせるエミネムはやっぱすごいな~。
シーズン3-3にてエミネムの話がでてくるので、エミネム好きな人はこれだけでも見てみると良い。
閑話休題。
複数の当事者に話を聞いていくので、いろいろな目線でその当時のシーンが語られるのが見どころだ。
アーティスト本人、プロデューサー、友人のラッパー、記者、学者などなど・・・
先のエミネムの話を例に出すと、当時エミネムが(デトロイト?で)友人のツテでジーンズ屋さんで定期的に行われていたラップバトルに参加し、相手をボコボコにしていたのを見た、という話がされる。
エミネムはいったん置いといて、興味深いのは、そもそもジーンズ屋さんで定期的にラップバトルが行われているところだ。
同じころギャングスタラップのお膝元、カリフォルニアでは健康食品屋さんでフリースタイルのラップを披露して競い合い、技術を高めあう場があったらしい。
こういう話をきくと、めちゃくちゃ90年代アメリカのカルチャーだぜ!という感じだ。
自分のような、当時のシーンを知ることができずに、音楽だけ聴いているような者にとっては、こういった当時の時代背景の情報は手に入りがたい(特にここ日本では!)。
なるほど、こういうバックグラウンドがあって彼は活躍したのか、と知ることで、そのアーティストへの愛が一層深まるのだ。
また、HIP HOPを語る上で避けられないのが「東西抗争」の時代だ。
詳細については以下の記事がわかりやすいので読んでもらうと良いのだが、
簡単に言うと、HIP HOPが生まれた東海岸出身のラッパーと、当時ギャングスタラップで勢いに乗っていた西海岸出身のラッパーたちが互いにdisりあっていたのだ。
実際のギャングも絡むようになりあまりにも過激になった抗争は、西海岸サイドの2pacが銃撃され25歳の若さで亡くなり、さらにその後は東海岸側のキング、Notorious B.I.G.も同じく銃撃されて亡くなることで終結を迎えた。(ビギーは2PACの死の6か月後に和解のために西海岸のラジオに出演しにいって、その後パーティーへ行く際に銃撃されたのだ。)
▶ゲットーの現実を語った"Brenda''s Got A Baby"
▶NYのキングとしての座を確立したアルバム"Ready to die"より
この辺の話も東側、西側の関係者に話を聞いているので興味深い。
なお、2PACについては伝記映画「ALL EYES ON ME」がAmazonプライムにて見ることがきるので、ぜひ無料期間中に見てみると良いだろう。
(ちなみに私はワクワクしながら映画館でみたが、ウィキをそのまま映画にしました、みたいな感じでdopeではなかった。)
今、Hip Hopの時代が再び訪れている。Hip Hop Evolutionを見て、君の音楽にもHip Hopを取り入れよう!
さて、ここからは自分語りになるわけだが。
そもそも自分がHip Hopを聞き始めたきっかけってなんだっけ?
あれ、、思い出せない。。。
頑張って思い出してみると、たぶんBlack Eyed Peaseが初めて聞いたHip Hopのような気がする。
▶何回聞いてもWill.i.amの入りがかっこいいのよ
Will.i.amはクラブ・テクノ系の曲も結構作るので、あんまりラッパーとしては認められていない雰囲気だが、俺は大好きだ。ソロの曲もすきだ。intelのディレクターに就任したり、独自のイヤフォンを開発したりと、テクノロジーに対するマインドもかっこいいのだ。
我々平成生まれのdigは、Youtubeがメイン場であった。(令和の今となってはSpotifyがメインと移り変わったかもしれないが。)
Youtubeの関連動画をたどりまくり、お気に入りの楽曲を見つけるのだ。高校生のころはアホみたいにMVを見まくっていた。おかげで、ほしいCDの数はうなぎのぼり。(結局高校のころから現在まで、200数十枚のCDを購入することとなる・・・)
90年代のUSではミックステープやラジオがそういった媒体とのことだった。ぐぬぬ、アナログ感がかっこいい。
ただ、我々世代のYouTube使用も胸を張っていいのではないだろうか。
少なくとも、高校生のころの音楽ライフがあったからこそ、現在でも多くのアーティストを愛し、音楽を愛し、語っているのだ。
さて、BEPのあとだが、正直ここからは全く覚えていない。
2000年以降でいうとPitbullやMacklemore、Flo Rida、Gym Class Heroesなどを聞いて回っていたが、90年代でいうと、Dr.Dre、ICE CUBE, Eazy-E、2pac、Lil Wayne、Outkastなどなどを聞いていた。
今思うと、そのほとんどが西海岸のサウンドである。
俺は、西海岸の男だ!!
僕も、私も、西海岸の男になりたい!というやつは、映画「Straight Outta Compton」を見よ。
これはN.W.A.の伝記映画である。HipHop版ジャージーボーイズと呼ばれ、アメリカでは、音楽伝記映画としては超異例の大ヒット(2015年で19位)を飛ばした。(案の定日本では。。。もともと公開されないという話もあったので、公開してくれた会社に感謝!)
この映画を見た後は、ICE CUBEや Dr.Dre、そしてN.W.A.を愛しているはずだ。
残念ながら現在は、サブスク系動画配信サービスでは見られないようだ。(単体で金払えば見れるけど)
と、いうことで徒然なるままに書きなぐるHip Hop愛でした。
Love and Peace!