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Netflixの"HIP HOP EVOLUTION"がSuper duper dopeな話(今更)

Yo, Yo, Yo, how's doing guys,I'm addicted. Let's talk about fackin' HIP HOP EVOLUTION. This is so sensation for me I don't have hesitation to write this awesome TV show. boom!

 

 え、さむ。やっぱりラップは聞くに限る。

 

皆さんは、Netflixの番組、HIP HOP EVOLUTIONをご存じだろうか。

ネトフリのオリジナル番組で、ネトフリの番組一覧等に表示されるので、名前だけは知ってる、という方も多いだろう。興味ないのに表示されてウザいんじゃ!という方もいるかもしれない。

 

この番組はHBO canadaが2016年に作成をはじめ、2017年からはNetflixで配信。

2020年まで計4シーズン作成されている。

www.netflix.com

元々Netflixには入会していなかったが、嫁ちゃんが入会したので、いろいろ番組をみているなかで、この番組を発見した。(なお嫁はテラスハウスをめちゃくちゃみていた)

 

番組の様式としては、MCのシャドラク・カバンゴ(誰?)が、Hip Hopにまつわるテーマを軸に色々な関係者にインタビューしていく、という感じだ。

この「関係者」というのがミソで、ICE CUBEやLil' Kim、OUTKASTのBig Boy、Snoop Dogなど、そうそうたるメンバーがインタビューに答えるのだ。

例えば、ギャングスタラップの始まりについてがテーマとすると、当然ICE CUBEやMC-Renが登場することとなる。

自分のような軽~くでもHip Hopを聞くものにとっては、「Oh, GOD, It's ICE CUBE! He talk about NWA! oh shit! This is so dope man!」となる。

(中途半端なヤツは英語ばかり聞いていると脳内言語が英語になる)

 

 

youtu.be

ICE CUBEBPM低めのやつも結構良いのよねぇ

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▶いまだ衰えぬ ビートを刻むICE CUBE様!

 

 

まあ、ほとんどの日本人にとってはアメリカのラッパー=エミネムくらいの認識だろう。

HipHopは元々黒人の文化なのだが、そう思わせるエミネムはやっぱすごいな~。

シーズン3-3にてエミネムの話がでてくるので、エミネム好きな人はこれだけでも見てみると良い。

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閑話休題

 

複数の当事者に話を聞いていくので、いろいろな目線でその当時のシーンが語られるのが見どころだ。

アーティスト本人、プロデューサー、友人のラッパー、記者、学者などなど・・・

 

先のエミネムの話を例に出すと、当時エミネムが(デトロイト?で)友人のツテでジーンズ屋さんで定期的に行われていたラップバトルに参加し、相手をボコボコにしていたのを見た、という話がされる。

エミネムはいったん置いといて、興味深いのは、そもそもジーンズ屋さんで定期的にラップバトルが行われているところだ。

同じころギャングスタラップのお膝元、カリフォルニアでは健康食品屋さんでフリースタイルのラップを披露して競い合い、技術を高めあう場があったらしい。

こういう話をきくと、めちゃくちゃ90年代アメリカのカルチャーだぜ!という感じだ。

自分のような、当時のシーンを知ることができずに、音楽だけ聴いているような者にとっては、こういった当時の時代背景の情報は手に入りがたい(特にここ日本では!)。

 

なるほど、こういうバックグラウンドがあって彼は活躍したのか、と知ることで、そのアーティストへの愛が一層深まるのだ。

 

 

また、HIP HOPを語る上で避けられないのが「東西抗争」の時代だ。

詳細については以下の記事がわかりやすいので読んでもらうと良いのだが、

簡単に言うと、HIP HOPが生まれた東海岸出身のラッパーと、当時ギャングスタラップで勢いに乗っていた西海岸出身のラッパーたちが互いにdisりあっていたのだ。

実際のギャングも絡むようになりあまりにも過激になった抗争は、西海岸サイドの2pacが銃撃され25歳の若さで亡くなり、さらにその後は東海岸側のキング、Notorious B.I.G.も同じく銃撃されて亡くなることで終結を迎えた。(ビギーは2PACの死の6か月後に和解のために西海岸のラジオに出演しにいって、その後パーティーへ行く際に銃撃されたのだ。)

block.fm

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▶ゲットーの現実を語った"Brenda''s Got A Baby"

 

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▶NYのキングとしての座を確立したアルバム"Ready to die"より

 

この辺の話も東側、西側の関係者に話を聞いているので興味深い。

なお、2PACについては伝記映画「ALL EYES ON ME」がAmazonプライムにて見ることがきるので、ぜひ無料期間中に見てみると良いだろう。

(ちなみに私はワクワクしながら映画館でみたが、ウィキをそのまま映画にしました、みたいな感じでdopeではなかった。)

 

今、Hip Hopの時代が再び訪れている。Hip Hop Evolutionを見て、君の音楽にもHip Hopを取り入れよう!

 

さて、ここからは自分語りになるわけだが。

そもそも自分がHip Hopを聞き始めたきっかけってなんだっけ?

あれ、、思い出せない。。。

頑張って思い出してみると、たぶんBlack Eyed Peaseが初めて聞いたHip Hopのような気がする。

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▶何回聞いてもWill.i.amの入りがかっこいいのよ

 

Will.i.amはクラブ・テクノ系の曲も結構作るので、あんまりラッパーとしては認められていない雰囲気だが、俺は大好きだ。ソロの曲もすきだ。intelのディレクターに就任したり、独自のイヤフォンを開発したりと、テクノロジーに対するマインドもかっこいいのだ。

youtu.be

 

我々平成生まれのdigは、Youtubeがメイン場であった。(令和の今となってはSpotifyがメインと移り変わったかもしれないが。)

Youtubeの関連動画をたどりまくり、お気に入りの楽曲を見つけるのだ。高校生のころはアホみたいにMVを見まくっていた。おかげで、ほしいCDの数はうなぎのぼり。(結局高校のころから現在まで、200数十枚のCDを購入することとなる・・・)

90年代のUSではミックステープやラジオがそういった媒体とのことだった。ぐぬぬ、アナログ感がかっこいい。

ただ、我々世代のYouTube使用も胸を張っていいのではないだろうか。

少なくとも、高校生のころの音楽ライフがあったからこそ、現在でも多くのアーティストを愛し、音楽を愛し、語っているのだ。

 

さて、BEPのあとだが、正直ここからは全く覚えていない。

2000年以降でいうとPitbullやMacklemore、Flo Rida、Gym Class Heroesなどを聞いて回っていたが、90年代でいうと、Dr.DreICE CUBE, Eazy-E、2pac、Lil Wayne、Outkastなどなどを聞いていた。

今思うと、そのほとんどが西海岸のサウンドである。

俺は、西海岸の男だ!!

 

僕も、私も、西海岸の男になりたい!というやつは、映画「Straight Outta Compton」を見よ。

これはN.W.A.の伝記映画である。HipHop版ジャージーボーイズと呼ばれ、アメリカでは、音楽伝記映画としては超異例の大ヒット(2015年で19位)を飛ばした。(案の定日本では。。。もともと公開されないという話もあったので、公開してくれた会社に感謝!)

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この映画を見た後は、ICE CUBEDr.Dre、そしてN.W.A.を愛しているはずだ。

残念ながら現在は、サブスク系動画配信サービスでは見られないようだ。(単体で金払えば見れるけど)

 

 

と、いうことで徒然なるままに書きなぐるHip Hop愛でした。

Love and Peace!