音楽鑑賞のススメ
さて、このブログでは度々音楽に関することを取り上げてきたが、今回は私の音楽鑑賞の環境について語っていこうと思う。
古来から音楽鑑賞の環境について人々はマウントを取り合ってきた。
電気信号によって音が違うだとか、人と同じ電柱を使っていると電気が分散されるからダメだとか、電気会社によって質が違うとか(西日本の方がいいらしい)。
ホンマか?
正直私は耳も、舌も、いい悪いがわからないたちだ。
ここがこう違う、とかはわからず、とりあえず良い!とかおいしくない!とか、そのレベルの違いしか感じることができない。
しかし世の中の大半の人は違いがわかる人間のようだ。電気信号を整える商品とかがうん十万で販売される世界なのだ。(以前記事でみたのだが、見つけられなかった)
要は上を見ればきりがないというのがオーディオマニアの世界だ。
さて、それでは音楽を聴くのに必要不可欠なスピーカーからいってみよう。
私の使用スピーカーは・・・・
Bowers & Wilkins / 704S2 です!!
どこのメーカーだよ!と思ったそこのあなた。
B&Wはスピーカー界では超有名企業ですよ。(最近sound unitedの買収が完了しましたね)volvoのV60のオプションスピーカーとして採用されるなど、カーオーディオにおいても一線級です。
シリーズとしては600、700、800をラインナップ。
数字の大小と価格・性能が比例しているので、800シリーズがフラッグシップとなります。
さらにそれぞれのシリーズの中でも、複数製品をラインナップ。
700シリーズを例に挙げると、702、703、704、705、706、707、71、72が存在する。
702~704がトールボーイタイプ。705~707がブックシェルフタイプ。71、72がセンタースピーカとなっている。
トールボーイは細長い奴で、ブックシェルフは台座にちょこんと乗っている奴。
下一桁が若い方が価格が高い。つまりは700シリーズの中では702が最も高額で、300,000円/本となっている。ペアで600,000円だ。ぎょ、ぎょえ~
私の購入した704は、170,000円/本なので、ペア340,000円(税抜)。
20代前半の若者でもぎりぎり手がでるレベルでしょ?
予算30万円で探していたところ、ドンピシャだったのが603。145,000円/本、ペアで290,000円。う~むドンピシャ。
JBLやDaliなど、ほかのメーカーもあったが、なぜか30万前後はB&Wだけだった。
さすがに試聴もせずに買えないので、アキバのヨドバシに行って聞いてみた。(富山にヨドバシはない)
余談だがアキバのヨドバシはいろいろな音響メーカのブースがあるので、非常に楽しいところだ。是非行ってみてほしい。(ただしブースには人があまりいないので入りづらい雰囲気が漂っている)
B&Wとマランツのブースが一緒になっていた気がするが、入って眺めていると、店員さんに試聴するかどうか聞かれた。
じゃあ、この603でお願いします。といって試聴させてもらった。店員さんの「コーンは○○を使用していまして~」などの説明はあんまりよくわからなかったが、603の音質の高さに、さすがの私も驚きを覚えた。音のクリアさがはっきりとわかった。
おお~いいですね~とかいって会話していると、704も試聴してはどうかといわれた。完全に603しか見ていなかったが、じゃあお願いします。なんて言って流してもらうと、先ほどの603よりも更に、更にクリアで迫力のある音が流れてきたのだ。ありゃ~、こんなに違うんですね~と店員さんに言うと、やはりシリーズの数字があがると、使っている技術も違うので、音が結構違うとのことだった。
そうなると、予算なんて関係なくって、もう603じゃなくて704がほしくなってくる。
この時点で最早603はアウト・オブ・眼中だ。
そして数ヶ月後にボーナスがでてから、再度アキヨドを訪れて購入したのだった。
ヨドバシはポイント還元10%があるので、なんやかんや予算ちょいオーバーくらいで収まった。
会社の寮に住んでいた頃は6畳一間にキングサイズベッドとスピーカーを置いてたのでスピーカーが近すぎたのだが、引っ越ししてからはいい感じの距離となったので、音がよくなった。
オーディオ界隈でよく言われることは、部屋の環境がかなり大事と言うことだ。スピーカーの周り〇mには物をおいてはいけない、とかスピーカー同士を〇mはなす必要がある、とか、自分の位置は左右のスピーカーからみて線対象にあるべきだ、とか。
意図しない反響が生まれることで、本来の実力値から音質が下がってしまうのだ。
アンプが違うこともあり、やはりアキヨドで聞いた音質よりも悪いのは否めない。アパートだと音もあんまり大きくだせないし。
オーディオマニア言わせるとたぶん私のリビングの環境はだめだめだと思う。でも狭いからしょうがないね。
そんなあまり音楽に適した部屋でなくても、アンプが調整してくれたらいいのにな~
はい、そんなあなたに、そんな私にお勧めのアンプがこちらです。
YAMAHAのR-N 803!
こちらは、YPAOという機能がついてます。
部屋の環境に合わせて、アンプ側で最適な音に調整してくれるのだ。
YPAO用のマイクが付属でついており、SETしてYPAOを回すと、音を出して反響を広い、マイクを置いた位置で最適な音をR-N803側で設定してくれる。
2.1chまで対応となっているので、8.1chとかにしない私みたいな人にとっては必要十分です。
さらに、ネットワークレシーバーなのでspotifyやapple music、radikoを再生可能。
入力端子はアナログや光デジタルがもちろんあるので、基本的な接続は間違いなく問題ないはずだ。
定格出力120W×2ch(6Ω)、最大出力170W/ch(6Ω)なので、パワーも十分。
メーカー希望小売価格は11万円(税別)となっております。
高っ!そう思ったあなた、安心して。11万はあくまでもYAMAHAさんの希望価格。
ヨドバシでは84,000円で販売中よ。
ポイントが10%入るので実質7万ちょい、さらにスピーカー購入の際に手に入れたポイントがあれば5万位だわ。
https://www.yodobashi.com/product/100000001003641026/
ビジュアルも高級感ただようシルバー仕立てで、アンプ感があってかっこいいですよ。
▶地獄の6畳時代のスピーカーとオーティオラック(自作)
色々音質に関しては設定があるのだけど、YPAOをONにしておくと自分でいじれなくなるので、人によってはYAPOをOFFにするみたい。
スピーカーとアンプがあれば音楽が聴けると思ったら大間違い。
実は大事なのがケーブル。
これはもう正直に言うと、全くわからん。
店員さんのおすすめをそのまま買った。笑
おすすめされたのは、SAECのSPC850。
4,000円/m。2m×2本で16,000円だった。ちょっ、ケーブルだけでそんなにするのかよ。
ぶっちゃけ思ってしまった。でも、安いケーブルを使ってスピーカーの性能を活かせなくては本末転倒だ。おとなしく店員さんの言うことを聞いておいた方がいいだろう。
これについては先に述べたとおり、正解だったのかどうかも全くわからん。
今度こそ、最低限これだけあれば、音楽は聴くことができる。テレビにつなげたければアナログ端子をかえばおk。
オプションでつけておきたいのがレコードプレイヤーだ。
先ほどの写真では自作オーディオラックの上段においてあった。
こちらは、TEACのTN-350。
メーカー価格はオープンプライスで、実売は3万ちょい円。
決め手は価格の安さに加え、USB搭載でカートリッジ交換可能など、十分な機能があることだ。
(新居では1Fにプレイヤーで2FにPCがあるのでUSBが無用の長物と化している・・・)
見た目もスタイリッシュではないでしょうか??
これだけあれば快適な音楽鑑賞ライフが楽しめます。
総額50万円くらいかかったのではないだろうか。あぁ、なんて良い趣味なんだ。
平日の仕事終わりはネットワーク機能を使ってSpotifyを流して、休日の朝はインスタントコーヒーを飲みながらレコードを聴く。
嫁の友達には全く理解されていないようだけど、私には至高の時間です。
(嫁の友達が私の不在時によく家に遊びに来るのだが、私は変人扱いされているらしい。涙。)
次はB&Wのウーファーがほしいなあ。
金がねえけどな。