わしはグラボの交換がしたいんじゃ~!
まずは、ご覧いただこう、私のデスクトップパソコンだ。
スペックは下の通り。
色々迷った挙句、ドスパラでBTOとして購入した。購入明細をみると、発送費混みで123,969円であった。
こだわりポイントとしては、SSDを組み込んでいること、IntelのCPUでなく、AMDのRyzenを使用していること。である。あとファンもとりあえずたくさんつけておいた。
そのため、そこそこの価格となっている。たしか無利子で月1万円お支払いのクレジットを組んだので、実際にはそこまで金がかかった印象がないが。
今回のメインのグラボはGT730という、2018年当時でもちょっと時代遅れのモノだ。なにせ発売は2014年。すでに4年も経っているが、グラボなしよりかはマシだろう。
Ryzen5 1500の場合はこのグラボしか選択肢になかったので、もっといいやつを乗っけたかったが、あきらめた。なぜドスパラはこのような選択肢しか与えなかったのだろうか?
さて、時は2020年。以前購入したDELLの曲面ゲーミングモニタ。
カタログ値では165Hzだせるのだが、それはDP(Display Port)使用時のみで、私のPC接続している現在のHDMIでは60Hzまでしかだせない。う~んHDMIが古いのだろうか。普通に使っているであろうVer2.0なら144Hzだせるはずなのだが・・・。
DPにしたらかわるかもしれない。そう思った私は、DPをさそうと思った。
え・・・DP挿す場所ないじゃん。
そんなことあるの??普通HDMIもDPもついてるよね??
そこで、自作PCに詳しい友人へ、以下の質問をしてみた。
「グラボにDP端子って後から追加できる?GT730なんだけど」
友人の答えは以下。
「何言ってるかよくわからんけど今時730使ってるならグラボ変えた方が早いよ。」
色々聞いてみると、グラボを変える作業自体は、抜いて挿して交換するだけだから誰でもできるけど、電源が足りるか、ケースに収まるかは事前に確認しないとダメとのことだった。
BTOで組んだくせに中身のことは一切わからなかったので、これを機にかなりGoogleで検索した。
ただ、こういうグレードアップがしたいときのためにBTOで組んだので、我ながら名采配と思った。
まずは自分のPCの仕様を知ることからだ。
グラボ交換にあたって知るべき要素は以下。のはず。
・補助電源はどれだけあるか?
・電源は足りるか?
・スペースはどれだけあるか?
なにはともあれ、まずはPCのケースを開けるとこからだ。
恥ずかしながら「PC ケース 開け方 最強」から調べることになったが、千里の道も1歩から。
ネジを2つだけ外せば、あとはスライドすればokだった。瞬殺だ。
いざ開けてみると、思ったよりもスペースがあった。
左上が電源、
右上がHDD&SSD
中央やや左がマザーボード
そして左下が問題のグラフィックボードだ。
写真の通り、かなりほこりがたまっていたのでまずは掃除をした。
グラボのアップ。どうやら補助電源はとっておらず、マザーボードからの給電のみで稼働中のようだ。まあエントリーモデルのグラボだから無駄に電気食われても困るのだが。
電源からいろいろコードはでていたのだが、なんとか補助電源をみつけた。
DELTAのGPS450EBという型式までわかっていたのだが、ネットで検索しても補助電源の有無など、細かいスペックがわからなかったので、見つけて一安心である。
みたところ6pin×1のみのようだ。
これで購入するグラボの制限がひとつわかった。
お次はケースのサイズである。
たぶん25cmくらいの長さなら余裕で入りそうだ。
高さを見るのを忘れていた。これはグラボを考案してから最終確認するしかないが、大体7~8cmなら干渉しないか?
さて、これで今回ケース開けて大体のことはわかった。
①補助電源がないもの or 6pin×1までならok
②長さ25cmくらい、高さ7~8cmくらいならok
電源は450Wなので、それも考慮する必要があるが、それは後からでいいだろう。
ここからは実際のグラフィックボードの話だ。
私が使用しているモニタはウルトラワイドであるため、解像度はWQHDでぬるぬる動くのが最強として考えて良い。
ただし、自分はFPSはやらない人なので、正直そこまで高品質なものは求めてはいけない気がする。
また、モニタにはAMDのFree Syncというテクノロジが採用されており、AMDのグラボにした場合には恩恵を授かれる。
そしてひねくれものの私はIntelではなくAMDのRyzenを採用した。
ここまで考慮すると、購入すべきグラボメーカーはAMDのRadeonという結論になる。
(※補足:もう一つの選択肢はNvidiaのGeForceで、ゲーミングPCは主にこちらが採用されている)
さらにそこから、HD画質で快適という、まあまあな性能のものを選択すると、RX5700が最適解では?という話になる。
細かい話は下のリンクからどうぞ。
価格.comでrx5700搭載のものを検索すると、大体4~5万であることがわかった。安い気がするけどPS5と同じ値段と考えると高いな・・・。
一応ポチポチ検索してみると、補助電源が8pin以上必要なものが多いことがわかった。6pin×1で済むものはない。
これはダメだ。
次の選択肢として、RX5600XTという、一つランクダウンした製品がある。
これを調べてみると、大体3万~4万。うん。価格帯も良い感じ。
しかし結局のところ、補助電源が6pinで済みそうなものはなかった。
というか、大してゲームしないのにグラボ換装しても意味あるか?と段々と交換する気が失せてきたのだった。
一応念のため、グラボのランクをもう一つ落とし、さらにNvidiaのGTX1660Superで検索してみた。
すると、上記の私にぴったりな記事がみつかった。
補助電源の8pinを追加できるらしい。それでGTX1660Superをとりつけしたとのことだ。しかも電源は450Wと、私のPCと同じ。CPUは違うけど。
これでもかなりのゲームが動くらしいので、そもそも最初のRX5700が高望みだったようだ。
GTX1660Superの価格は3万円ほど。
AMDのRX5500XTであれば、2万円台まで落とせる。
う~ん、これは、RX5500XTで良いな。
ASUSのRX5500XTなら、ツクモで2万円で買えるようだ。
幅×高さ×奥行で242×130×49mm。
う~ん多分入るような気はするが。
まあ今困っているわけでもないし、半年後でもいいかな。
という結論に至った。
困ることがあればまた換装を考えようと思う。