Tom, KASABIANやめるってよ
聡明なる読者の皆さんは、もちろんKASABIANをご存じのことと思う。
一応、念のため、KASABIANについて紹介しておこう。
彼らはイギリスはレスター発のバンドである。
レスターといえば岡崎慎司も所属しリーグ優勝したレスターFCを想像する方が多いだろう。実際、レスターといえばプレミアリーグのレスターとKASABIANのみのようなものである。(※私の勝手な想像です)
やはり地元のバンドだけあってレスターサポーターらしく、本拠地のキングパワースタジアムでライブもやっている。ちなみにギターのサージはサッカーがかなり上手で、UKで行った著名人のチャリティ試合でスーパーゴールを決めていたりする。
そして、KASABIANはかの有名なOASISの弟分でもある。(KASABIANがOASISを尊敬している)
マンチェスターシティファッキン大好きなリアムとファッキン喧嘩にならないのだろうか?
それはさておき、昨日、KASABIANがとんでもねーことを発表した。
フロントマンかつリードボーカルのTomが脱退するとのことだ。
理由は、個人的な理由。
う~ん、まじかぁ。もう、リードボーカルのトムがいなかったら、KASABIANじゃなくなっちゃうじゃんね。
私が彼らを知ったのは、「Verociraptor!」を発表したときなので、2011年。
その時はすでにバンド結成から14年、メジャーアルバムは4枚目、とのことで、有名バンドであった。(無論自分の周りで知っている人はいなかったが・・・)
ここで、KASABIANで初めて聞いた曲を埋め込んでおく。
Verociraptor!から、Days are Forgotten。
まず、イントロのドラムとギターメロディで心をつかんでくる。
そしてサージ他がAh~という高音のハーモニーを奏でることにより、こいつはやべえ曲だぜ、と開始数秒で誰しもが思うことだろう。
そこに、トムのかっこいい声が「Hey, son!」で入ってくるのだ。
いや~はんぱねえっしょ。
当時の自分が秒で引き込まれて今でも追っかけているのが納得できる曲だね。
曲を聴いてもらうとわかる通り、KASABIANは結構ダークな雰囲気の曲が多い。まあUKロックだし。
Verociraptor!以降のアルバムではかなり曲調を変えてきている。
だが、まずはいったん時を戻そう。
1stアルバムの「KASABIAN」から、L.S.F.
ちなみにLost Souls Foreverの略である。
この曲もイントロからかなりエンジンがうなる仕様だ。
トムが軽快に歌い始めるが、かなりのれるビートである。
そこから、サビにきてトムの歌声がさらに際立つ。
全体としてはゆったりとしたBPMで、サビとしてもあまり変調していないが、サビがめちゃくちゃいいのだ。
これはやはりトムの歌声とサージのコーラスがなせるものだろう。
お次は、セカンドアルバムの「Empire」からShoot the Runner。
かなり特徴的なMVだが、この数年後にOrangeRangeがそっくりそのままのMVをだしてしまい、一部界隈で有名なMVとなった。
この曲はサージのコーラスとギターが光る曲である。
トムはあまり歌ってなかったりする。というかそもそも歌詞が少ない(笑)
一応Orange Range版も張っておこう。
サムネだけで「あっ・・」となる。
Orange Rangeつながりでもう一曲。
アルバムタイトルになっているEmpire。
ここまでくると、お見事というほかない。
最近の曲は、かなりエレクトロニック色が強くなっている。
Verociraptor!の次に発表されたリードシングルがこの曲だ。
当時のKASABIANファンは皆、どうしたサージ??となった。
イントロからして、今までのKASABIANのイメージとはかけ離れている。
しかも声もいじっている(笑)
最初はびっくりしたけど、今となってはいい曲だ。
おなじアルバムでも、このbumblebeeeなんかは、イントロからverociraptor!以前のKASABIAN臭がする。
最新アルバムでもこの傾向は変わっておらず、個人的にはやっぱり好きだぜKASABIAN。という気持ちだった。
2017年のソニックマニアで、彼らの初のライブをみたときには熱狂した。
6年も聞きまくっていたわけである。
当時のフォルダをみると、トムとサージが歩いている動画をとっていた。
やっぱりライブはいいね。
と、いうことで今回はKASABIAN愛でした。
トムがいなくなったKASABIANはどうなるのか、まだ発表はないですが、今後も愛してやまないバンドなのは間違いありません。